nakamurk’s diary

日々思うことは残していきます。しっかり生きます。

書評「科学的トレーニングで英語力は伸ばせる」

まあ、タイトルで買ったわけですけれども(笑)2019/04/08-2019/04/10の通勤電車で計2時間程度で読みました。文書が自体はとても読みやすく。勉強しなきゃなー、という気持ちにさせられるようです(笑)。

気になったところ

インプットからのアウトプット

空っぽなところから何か出るなんて思うのは浅はかですね。記憶物の勉強嫌いとか言っていた自分をぶん殴ってやりたいですね(笑)最近よく本を読むようになって、言葉に対する理解が増したように思いますし、漢字が出てこなくなって、心配になっています。

シャドーイング大切

要するに真似ろと、まねぶ、まねぶ…学ぶと言うことですね。予行練習にもなるし、言い回しが自分のものになると、ごもっともです。

P. 168

ライティングの勉強として、書いたものに対して細かなチェックし具体的な誤りを指摘するプロダクトライティングと、この辺りの表現を変えた方が良いと言う指摘をするプロセスライティングというのがあるらしい。英語だけでなく、仕事やプログラムを書く上での指導でも同じだなと思った雨の通勤電車。

気に入った文章

P. 73

今までやってきたことは無駄になるのではなく、その上に積み上げていくだけの話です。

この感覚ですね、なにごとも。

P. 96

日本人は正反対の意見に接すると、「あいつおかしいんしゃないの」とか「どんな性格しているんだ」とか人格の問題にしがちですね。会議の後もずっと引きずったりします。

まさにその通りですね。なんなら、自分が正しいと思っていて、相手は馬鹿だとおっしゃる。まっことイラっとさせられますね。

P. 106

英語だけで英語を学んでいくと、だいたい話せ、だいたい理解できて、だいたい書くこともできるのですが、正確さに欠けるという子供がたくさん出てきてしまったのです。

Focus on formという指導法、聞いた事ないなと思いながらも、こちらの文章は刺さるものがありました。ラグビーのレフリーをしていますが、そのルールの理解でも言えますし、あるいはSEとして働いていますが、なんとなくは書けるなんてレベルなら、すぐにできるんですよね。

P. 122

その部分を自動的に行うことができればできるほど、脳の容量はものを考えるということに割くことができます。

英語の理解、英語で考えるという文脈からの抜粋です。流石は教育学の本です、珠玉の言の葉ばかりです。こちらも何事にも言えることですね。

難解漢字

別に難解ではなかったかもしれませんが、久々に見て読みづらかったもの。 * 殊更(ことさら)

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当たり前と言えば当たり前のことかもしれませんが、心構えとして読んでおくと、気持ち的に余裕が生まれるかもしれません。まずは勉強ですね!