今週のお題「読書の秋」、仕事ぐらいしか私のことを束縛してくれませんので、がりがり読んでいます。通勤時間は、私の読書時間です。今回は、こちらの本を読んだ感想を書こうと思います。
エゴで行動していないか(P18のあたり)
「自分は正しいことをしているのに」なんて思ってしまうことって、よくあると思います。どうしても自分の考えが正しいと思うことがあると思います。あれって、何なんでしょうね。「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」という言葉を理解したつもりになっていましたが、どうしても自負のある仕事に関しては「自分の正しいと思うやり方」をしてくれないと、ストレスになってしまうようです。反省。というか、そんなことでストレスを感じていると剥げる(笑)
準備したことに執着していないか(P.42のあたり)
「準備したとおりにならないと焦る俺」という構図は、これまでの人生に何度も経験してきた光景ではあるのですが。。ちょっと待て「は」ってタイプすると、私のWindowsの予測変換では「はげ」がトップ(笑)横道にそれましたが、念入りに準備したうえで、臨機応変に対応できる度量が必要ということですね。まとめにもそう書いてありました。
見返りなんていらない(P.104のあたり)
「Give & Takeしない」というタイトルがありました。これはできているかなと思います。私、後輩と女の子に対しては…と思ってましたが、他人に対して大分財布のひもが緩い人種であることがわかりました。大体、後輩と御飯に行ったり、飲みに行くと、支払いの大半は私がしてしまいます。この前も、関東にいる高校の後輩と御飯を食べに行って、どんなだったか忘れましたが、思い出しました!全然関係ないお店の人に一杯奢ったんでした。それで後輩が「なんでそんなことするんですか?」と聞いてきたので、「お前たちにおごるのと同じ感覚だ」=そんなに大した意味はない、というやり取りをしました。オールドファッションな体育会にどこかあこがれていたので(?)先輩は後輩と御飯に行ったら、お金を出すものだと思っていたわけで、本当に大した意味はないんですよね。何なら、かかりつけの歯医者さんとかにも、駅前のちょっとお高いお菓子を手土産にもっていったり、別に見返りなんてこれっぽちも考えてなくて。強いて言うなら、有効な人間関係を築きたいとか、お土産にかこつけて、自分もおいしいお菓子を食べたいだけ、くらいでしょうかね(笑)
実は私、引っ込み思案な性分なんです(P.111のあたり)
「ありがとう」とか、ちゃんと言おうねって話なんですが、なんて言えばいいんでしょうか、私シャイで口下手なので、調子のいい時しかこういうことって口から出てこないんですよね。あとは、考え事をしているときとか。結局は心に余裕がないんでしょうね。最近、禅というか瞑想を始めてみたのですが、そのおかげで、少しは余裕が出てきたのでしょうか。これからはちゃんと、言葉と行動にしていきます!
話の要点について(P.123のあたり)
この本に書いてあることはもっともらしいのですが「話をする相手と自分の中で共通の認識があったうえで話を始められているか」という観点が抜けているように思います。人に話をするときにはPREP法(頭とお尻に結論を持ってくる話法)とか言われますが、私は起承転結の話法が最も良いと思っています。まずは話しかけていい状態か確認してから次のステップで、話掛けることを心がけています。
- 「起」○○について話したいのですが、などと声をかけて、
- 「承」メールなど事の発端についてお互いの土壌を作り、,
- 「転」自分では解決できなかった事柄を述べ、
- 「結」相手に判断を仰ぎたいところを明確に伝える。
本のなかの話は、会話をする二人が明らかに限定された用件でしか会話をしないのでは?と思われます。まあ、土壌づくりなどに関しては、話す相手を見て話すボリュームは調整しますけどね。一言二言で伝わることもあれば、話したつもりになっても、相手にポカンとされることもあるわけで。。話しかける前には、まずノートに自分の疑問を書き出して、整理するようにはしていますがね。
読まれるメールを書くために(P.127のあたり)
良いことが書かれていました。件名に期限のお情報を加えるというのは、5年間の社会人人生ではあまり見たことがなかった方法です。まさに「目から鱗」。こちらの方法は、その日から、使ってみるように心がけています。
究極の内向き、って俺のことか?(P.132のあたり)
失敗を恐れているのは「自分」という話でした。確かに!自分がミスをしたくないだけなんですよね。ラグビーのレフリーをしていますが、ミスをしないようにと思うと、大体ミスしますよね。まさにマーフィーの法則かな?そんな、どうでもよい雑念にとらわれることなく、選手のため、チームのためにレフリーができたらいいな、と思う今日この頃。
つい言ってしまうんですよ「余計な一言」ってw(P.135のあたり)
こちらについては、どっちもどっちと思いますね。「相手があって私がいて」という話だと思うので、コミュニケーションが必要なわけで。あくまでも、私が日ごろ気を付けているのは、私から「余計な一言」を発しないようにしようということですね。 相手から毒が吐きかけられた場合には、この類ではないですね。
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