久々の全休の日、寝床でゴロゴロしながら拝見しました。2015年の作品なので、社会人2年目の頃の映画とです。「女の世界は複雑」が全体の感想ですね。そして「だからこそ、理解してみたい」と思う次第です笑。月一で通っている鎌倉が舞台、この前の花火大会もあったりと、親近感が湧きます!それにしても、こんな美人姉妹、羨ましい笑。
感想
女の世界怖い
はじめは3姉妹でかしましく。腹違いの妹と合わせて4姉妹。叔母さんに、お母さんにと集まれば集まるほど話が広がります。男同士とは一線を画した、口舌の争い。勝てる気がしない、怖いですね笑。
梅酒を漬ける
映画の中で、自分たちで梅酒を漬けたり、おばあちゃんの漬けた10年ものの梅酒が出てきたり、大切に飲みますって、そんな場面が出てきます。糠床の場面とか「家の味」と言うことが出てくる場面ですよね。我が家には漬けるものに関しては家の味はなかったですね。少し寂しい気がします。目下独り身の私の家には糠床ありますけどね笑。味の好みは「家の味」で成長していくのが良いと、私は思います。もちろん繋げていくことは難しいんですけどね。
浮気されたあなたも悪い
樹木希林さんが叔母の役でした。こういうおばさんいますね。少しずけずけと、でも見ている分には心地よいおばさんです。見ている分には笑。
私はあなたのためを思っているのよ、って言っているのが分かりますね。確かにおばさんの考えを押し付けているようにも思いますが、いまのご時世、ここまで親身になって考えてくれる人はいないですね。難しい塩梅なんですけどね。
それぞれの年代の恋
お姉さんたちと高校生の妹。そして母親や定食屋のおかみさんの恋。私も恋がしたい。というか、もっと恋しておけばよかった。いや、片想いはしていたので、何か行動をしておけばよかった。失敗は辛いものだけど、そこから成長するんだと私は思います。ぶつかって成長する。そんな経験は頑張ってするしかない。やらないことも選択なんだけど、それを選択すると反省するにしても、やっておけばよかった、くらいしかないんですね。
良いことも悪いことも想い出
このお話の中で影の主人公というか、影響を持っているお父さんの存在。そのお父さんとの記憶について、良いことも悪いことも想い出と表現していました。フィクションとは言え?子供心に葛藤があったと言うことをとても生々しく表現されていました。演じている女優さん方の力もあるんでしょうが、色々と気づかされます。
ずっと考えてきたんだ
男ってやつは周りの人にも言わず、腹の中に隠しておくんだよなと。そして腹を括ってから、相手に伝える。堤真一さん、後腐れない大人の会話でしたね。遊ぶのは別にして、大人になりたいな。
柱に背丈を記録する
家というものを守る文化と言うのですかね。映画の中でも家を継いでいく話があるのですが、家を持つから子供の背丈を柱に刻み(マジックで書いてたけど笑)、兄弟や子供あるいは孫などとそれを共有していく。共有というかなんと言うのか、それを見て親や祖父母にも自分のような時があり、成長したんだなって分かるじゃないですか。仮屋では出来ないですよね…。ふと、家が欲しくなりますね。梅の木なんかがあって、毎年それを収穫ふる。お風呂場にカマドウマが出てバタバタするのも、嫌だけどもプライスレスな体験ですよね笑。
ご覧になりたい方はこちら
今回は映画を観ましたが、原作は漫画なんですかね。そりゃこういうことを小さい頃から見ていれば、同世代の男女で精神年齢違いますね。同じ頃見てたのは格闘シーンにハラハラドキドキの少年漫画ですよ笑。