小飼弾さんの本2冊目、もしかしたらこのブログに書いてないかもしれないけど、2冊目。と言うか、1冊目があったから、この本を買ったのです。書きっぷりが好きです。2019/03/17から読み始めました。そして読み終わりは2019/03/19。200ページと少しでしたが、1ページの文字は少なめで、なおかつ話が面白くサクサク読んでしまいました。3日で3時間と5分で読みました。
印象に残ったところ
車という仕組みについて(まえがきより)
これはある意味「殺したくて殺す」よりも恐ろしい
交通事故の話が出てきまして、これは交通手段としての車について述べられています。これも仕組みだよと。そして、交通事故の話も出てきて、交通事故での死亡事故に話が続きます。全くもってその通りですが、私もそうでしたが、言われなければ気にも留めないのではないでしょうか。
東京ディズニーランドの行動指針(Part1より)
東京ディズニーランドでは、そのキャスト(従業員)にSCSEの順番で行動するように教育しているのだとか。徹底したマニュアルと、指針が噛み合った例ということなんですね!小学校の時行った以来で、全然覚えてないけど(笑)
- Safety: 安全
- Courtesty: 礼儀正しさ
- Show: ショー
- Efficiency: 効率
トヨタの根性について(Part1より)
トヨタの工場ではらちょっとでも問題があれば、だれでもラインを止められるようになっています。 ... よくできた仕組みとは、自動化でヒューマンエラーを防ぐ仕組みや、リスクをほかに転嫁せずにそこで止まる仕組みを内包しているものなのです。
todo 読み返しても、身に染みる言葉のはず
プログラマーの三大美徳「怠惰」について(Part2より)
小飼弾さんは、とても優秀なエンジニアです。何をしている人かは知りませんが…(^◇^;)。私あんまり「人物」について調べないんですよね。今度はこういうことのマニアになろうかな^_^。
同じ質問に何度も答えなくてもいいように文書を書いたりする。
全体最適をするために、そのために面倒なことでも率先してやるってことですね。決して、何も仕事したくないとか行っているわけではありません。優秀なエンジニアは、まさしくその通り優秀なのです。そして、私がなぜドキュメントを書きたくないか、という事が分かりました。どうせあの人たちは読まないのです…。適当に「これはあなたの仕事だから」と、全てを私に押し付けてくるに決まっているのです、きっとね。これは少し反省ですね。視座が低いようです。「将来の自分」あるいは「プロダクトを引き継いでくれる人」のために情報は残していこうと思います!
そういうルールにしたなんて知らなかった(Part4より)
こちらはメモですが、アメリカの9.11テロ以降、「飛行機がビルに突っ込む前に確実に撃ち落とす」と言うのが、アメリカの選択と書いてありました…。どうやって調べるのかわからないけど、確認したいですね。
いつの間にか経済の話に(Part6より)
最近読む本は、何故かみんな経済の話に繋がっています。こちらで見たのは「世界がもし100人の村だったら」というwebの文章の話。ブームに乗らない私、読んでなかった(笑)。現代のコト消費におけるコピーの容易性と、それによる富の集中。また、そもそも効率良くなりすぎて、なくてはならないものではないものばかり生産されているという話。実際、私の仕事だって、なければないで誰も困らないかな…orz。でも、ことの消費という観点でも、富が集まるというよりは、みんなそれを真似したけど、いっぱいいっぱいになっている感が漂っていると思うのは気のせいでしょうか。
エンジニアの勉強
- Perlの「use strict;」
気になった参考文献
- 「世界がもし100人の村だったら」
- 「理性の限界」高橋昌一郎
意味を調べた言葉
- スポイル: 能力や価値を台無しにする。甘やかして人を駄目にする。
- ヘッジ: 回避
- 泥縄(どろなわ):
- 羊頭狗肉(ようとうくにく):
- 信賞必罰(しんしょうひつばつ)
- 拘泥
- 旧弊を守る
- 永劫
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話だけでも面白いですし、私だけかもしれませんが、日頃使わない言葉遣いがあって、勉強になります!